春四月に入学した小学生達も、
夏休みが過ぎて9月に2月期が始まれば、
急に幼さが抜けて子供っぽくなるのを感じられると思います。
東洋医学は四季毎に変化する状況に合わせて治療する医学なので、
成長化収蔵と呼び方を変えて
春夏秋冬に対応する身体の変調を表現します。
つまり
春は心身ともに身体が変わろうとします。
夏は具体的に身体が変わります。
秋は身体が変わって落ち着きます。
冬は次の変化に備えますから、
成長の変化が激しい子供ほど夏が過ぎると、
幼さが抜け子供らしく見えるのです。
この身体の変化は全ての人に当てはまりますが、
身体の約束で50歳を過ぎるとマイナスに成長します。
つまりこの歳以上の方は夏が過ぎれば老化が加速しますので、
春に出来ていた事が秋には出来なくなる事も増えていきますから、
高齢者の方ほど夏が嫌いになるのです。
皆様!夏が若い時よりも嫌いになっていませんか。
これとは別に
春が苦手の方は肝機能、夏が苦手の方は循環機能、
秋が苦手の方は呼吸機能、冬が苦手の方は排泄機能が
それぞれに低下して弱くなり易いのですが、
うなずかれる方もおられると思います。
人は今も昔も自然の影響を受けて生きています。